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君のことはしばらく忘れない

twitter: @shota110110 アイドル・メタル・パンク・プログレ・ケルト・スカなど好きです。 音楽関連に関して色々書けたらいいなあと。

BiSH『KiLLERBiSH』

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BiSH『KiLLERBiSH』

こんにちは、ショータです。
9/5の00:00から24h、iTunes限定でフルアルバム300円で配信されてたBiSHの新譜『KiLLER BiSH』をDLして聴いてみた。

ひとことで言っちゃうと、最高にかっこいいアルバムだと思います。
まだ9月上旬だしくっそ早いけど、たぶん2016年最高の1枚に間違いないです。
もちろんこの先、他アーティストが最高を更新してくのにも期待はしてる、けど相当壁は高いと思います。
アイドル枠として捉えるには厳しいかな、かなりハードに攻めてきた内容で聴きごたえ充分。
…ひとまず前置きは置いといて、レビューの真似事なんかやってみます(笑)




Tr.1 DEADMAN(2nd)
冒頭からアイナ無双。なんかわかんないうちに嵐のように過ぎ去る99秒メジャーデビューシングル。反面、後半のキャッチーなCパートが印象的。初メジャーこれでいいんかいって思ったのは過去の話。今のBiSHこんな感じっす、ってのを体現してる曲になってると思うファーストトラック。個人的には最終トラックに持ってきて〆て欲しかったかも(笑)

Tr.2 ファーストキッチンライフ
これリンリン作詞だっけ?キレてんなあww 
パンクの精神性って何やろ?ってテーマに向き合って相当練られてる感じ。
戸川純とかキヨシローみたくプロパガンダに走ってはないけどね。
スカコアなメロは大好物です。めっちゃライブで聴きたいなー、にしてもインパクト充分。

Tr.3 オーケストラ
ハグミィあいしてた。ありがとう。

Tr.4 Stairway to me
えーと、'70sのHRですよねこれ!(笑)
ここでひと息…かと思いきや後半の変調なー。フレーズの1部までZEPオマージュじゃねえかw
ギターのディストーション加減やメロトロンらしいトラック混ぜ込んでくあたり、後半の変調まで落とし込み方が上手いなあ。
タイトルからして、まさか?と思ったら予想以上でした。ジャンルカヴァー広範囲すぎるw

Tr.5 IDOL is SHiT
ZEP終わったとなーと思いきや、今度はBiSですか!
イントロから一発でわかるんだけど、歌詞は相当イジってあるねえ?
トラックが相当ハード…つかメタルになってる、元ネタ原曲よりこっち好きです(笑)

Tr.6 本当本気
「アユニ.DはBiSHです」を具現した、新メンバー・アユニ.D作詞曲!!
現実と中二っぽさと希望をうまく混ぜ込んだ、今のアユニならではの等身大な歌詞が良い。
ライヴでは2回きいたけど、アユニのまっすぐな力強い歌唱が凄くすきだなあ。アルバム音源でも存在感充分。このアルバムの中でも、すごく好きな1曲。

Tr.7 KNAVE
ここまで結構つーかかなりハードだったけど、なんか爽やかっぽいのきたw
アクセントある良い曲順。
モモコらしい歌詞だなぁって。IDOL and READ読みながら思ったです。
ラストの「そらをじゆうにとびたいな」で浜松のライブ思い出して笑ってしまったw

Tr.8 Am I FRENZY??
リンリンぶっ込んできました。一気にパンクっぽくなるなあw
本当本気がアユニ曲だとしたら、これリンリン曲だよなあって思う、わかりやすい。
やっぱり底辺に戸川純ぽいの入ってます。
ファーストキッチンライフ同様、強い口語体中心のリリックは特徴アリアリやねえ。

Tr.9 My distinction
これもリンリン作詞なんねえ、特徴はあるなって思う。
後ろ向きバックボーンをどうにか前に押し出してく歌詞のスタイルはかっこええと思います。

Tr.10 summertime
ここでまさかのフル英詩きた!
モモコも自分の持ってるスペックをフル活用してんなあ。
メンバー全員でのハモ、いいなあ。
サマータイムのタイトル通り、眩しい夏感あります。フェスで演ってくれたら盛り上がりそう。
(何気に歌詞の和訳解釈スルーしやがったな…

Tr.11 Hey gate
アイナらしいなぁコレ。この曲すっげえ好きです。
歌詞テーマがアレなんだけど、ユニークで切り口うまいよね。
disってんのかって内容の歌詞なのに、悪気のかけらも無さげなアユニのボーカルも、すごく良い味出してるw

Tr.12 Throw away
Hey gateに続くアイナ詩。
閉じこもってた自分の殻を破るってのはよくあるテーマで。
この曲も歌詞の言葉は強い、けどなんか伝わんないだよなー。
Hey gateの方がユーモラスで、突き抜けてて好きかも。
トラックは格好いいから聴ける。

Tr.13 生きててよかったというのなら
なんかコレ。
一人称が俺だからって理由だけじゃなく、歌ってるのはBiSHだけどBiSHの曲じゃないよな、なんて思えた。
作詞は松隈&JxSxKだけども、今歌って似合うのはJxSxK自身かなあ(笑)
来年の24時間イベントの深夜枠にでも期待するかなww
長く歌ってくうちに味が出てくるんだろうな、この曲。



まとめ。
KiLLERBiSH、今のBiSHらしくって本当良いアルバムだと思う。
攻めた内容のトラック多くて、アイドルカテゴリーとして捉えて良いのかは疑問が残るけどw
松隈トラックはほんとすごい、ハードなの多いけどもマニアックな方面に走らせず、ミックスの上手さもあって全曲をことごとくキャッチーに仕上げてる。
アルバム通してインパクト絶大だったのはリンリンの歌詞センス、歌唱。
本当BiSHパンク面の最右翼ポジションだよなあ。
あとはそこらのアイドル辺りでも聴けそうで聴けない、朴訥さと芯の強さを感じさせるアユニの歌唱かな。今のBiSHに必要な声質だよなって思った。
CDリリースが本当楽しみ。
音源はiTunesでも聴けるけど、はやくクレジット確認したくって仕方ない。
物理音源の醍醐味(笑)



おまけ。
BISHは6月にハグちゃん居なくなってから…正直なところ2月のクソアイドル撤回宣言から、今後に余り期待するのを止めてた所があります。(メジャー行きは時間の問題だったろうし心配してなかった)
3月の名古屋クワトロでも、DEADMANリリースした後も自分の中で、ハグちゃんの居場所どこやろな?って。
『楽器を持たないパンクバンド』BiSHと自分が噛み合わなくて。
音楽は格好いい、けどクソアイドルであって欲しかったってのは前にも言った。方向性は大事。

その後、フリーダム名古屋(ジャングルジムあかんやつ)で5人のBiSH見て、やっぱり足りねえなって思った。
けど、しばらく見なかったうちにアツコさんが、見違えて頑張ってんじゃね?って思えたんで、ハグちゃん以外で初めて特典会に並んだ。3周した(笑) すっげえいい人でした。

このアルバム聴いて、自分が好きになったBiSHはもう居ないのかも知れなくて、もう今は別グループだよなって考えるようになった。
とっても格好いい、緻密にバランスの取れたグループになってきたと思う。
あとはどうか、流行ってるのかどうかはわかんないけども。
間違ってもバックバンドなんか背負ってライブとかしませんようにと願うだけ。
BiSHには究極のファッションパンクユニットであって欲しいと思う。

以上、BiSH編でした。ではまた。
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